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2.収入と所得を区別しよう
所得税というと、要は
ということなのですが、
手に入ったカネと、税金の対象になるカネはちょっと違う |
このことをまず理解していただきたいです。税法上の言葉の使い分けとしては、
手に入ったカネ … 収入
税金の対象となるカネ … 所得 |
となります。では今回は、この言葉の意味についてを説明いたします。
収入と所得の区別
収入と所得、この二つは日常生活ではほとんど同じような意味で用いられますが、税にからむことになると、ちょっと意味が違ってきます。
収入
とにかく、手に入ったカネの総額です。例えば…
自営業、会社持ち … 売上の総額
サラリーマン … 年金などを差し引かれる前の給与総額(手取りではない)
アフィリエイト … 広告などでもらったカネ全部 |
こんな具合ですね。
所得
収入から、必要経費を差し引いたカネのことです。例えば…
自営業、会社持ち … 売上から材料費、人件費を差し引いた金額
サラリーマン … 別に必要経費はない (その代わり、給与控除がある)
アフィリエイト … 広告収入からサーバ代、広告費、ソフト、ハード代などを差し引いた金額
(ただし、青色もしくは白色申告による事業所得とする場合) |
こうなります。
基本的に、税金がかかる対象となるのは「所得税」と呼ばれるとおりに、所得の方です。
ポイントとしては…
手に入ったカネから必要経費を差し引いたカネに税金がかかる |
すなわち、
ということです。
最近ではアフィリエイトをやっている方が多いですが、それで得た収入にも税金がかかります。この場合、必要経費を控除できるようにするためには若干手続きが必要となるので注意してください。
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