|
2.リスクとリターン
リスクコントロールとリスクマネジメント。それが全てだ |
これが、私が株を始める際に周囲からよく言われた言葉です。
やはり、80年代から90年にかけてのバブル経済、そしてその崩壊で、多くの人が株式市場に対してトラウマを抱えているのでしょう。
確かに株は怖いものです。扱う資金が大きいだけに、数十万、数百万の損失が出ることもあります。
しかし、株式投資は、正しく行えば非常に有効な貯蓄&財テク手段なのです。ここに、株式に関するリスクとリターンについて挙げてみましょう。
リスク
当然といえば当然です。
前項であげたように、株価は企業の所有権の価値を反映しますからね。
マクロ的要因(景気の良し悪し、金利の上昇・下落、国際情勢、政治要因)
ミクロ的要因(当該企業の収益の増減など)
が原因となって株価が変動します。
まさに利益に直結するので、無視などできないところです
これが最大のリスクでしょう。
存在しない会社の所有権などありませんからね。
もちろんこの場合は株式の価値はゼロになります。意地でも避けましょう。
所持している株の含み損がン十万、ン百万とかになると、
仕事が全く手につきません。基本は自業自得なので、八つ当たり、
無断欠勤、ヤケを起こして道頓堀ダイブなどの迷惑沙汰だけはやめましょう。
リターン
最も利益をあげられるポイントでしょう。まさにこれを得るために株やってます。
ここ1年半のあいだは株価が上昇基調だったために、1年で3倍の値がつくことも珍しくなかったようですね。
注意点は、これで得た利益にも税金がかかること。これについては別項にて。
利益的には売買益に及びませんが、これも重要なポイントです。
配当性向の高い会社(電力、石油など)では、年間2〜4%もの配当金が得られます。
現在の預金金利を考えると非常に魅力的ではないでしょうか。
これにも税金がかかりますが、源泉徴収されます。さすがニッポン。
日本株の特徴といわれております。
海外に比べて個人株主の比率が低いために、企業が株に「オマケ」をつけ、個人を誘っております。
企業によっては非常に魅力的なものがあるため、銘柄選びの一つの基準としてもよいでしょう。
システム上、株式会社は株主のためにあるので、
「私は社長よりもえらいのだ」と、悦に入ることも可能。ほどほどに。
このように、株式投資には多くのメリット、デメリットがあります。
まだ他にもさまざまにあるのですが、個人に対しては主にこんなところでしょう。
これらのリスクとリターンのバランスをを上手にとることによって、安全かつ効果的に資産を増やすことも可能です。
現在ランキング参加中
イイ!!と思ったらクリックお願いします。
|
|
|