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6.特定口座?一般口座?
最近は真面目に学生をやっているせいか、腰を据えてサイト更新をする時間があまりないもんで…(2005年9月現在)
時間があるうちに一気に株に関して述べておきましょうか。
そんなわけで、今回は株式取引をする際の口座について述べてみたいと思います。
一度、証券会社に口座を作ったことがある人、または作ろうとしている人は分かると思いますが、株式を取引する証券会社の口座には3種類が存在します。
・ 一般口座
・ 特定口座(源泉徴収ナシ)
・ 特定口座(源泉徴収アリ) |
初めて口座を作る人にとっては、
と思うでしょうね。
そんなわけで、以下にこれらの口座について違いと、それぞれのメリット、デメリットを述べていきましょう。
ほんの数年前までは、この口座しかありませんでした。
どんな口座?というと…
というものです。
メリット
昔はみなし取得価格を使った節税が可能でした…
デメリット
株売買などの損益を計算するのも、その結果から確定申告をするのも全て自分で。
かなりめんどくさいです。
証券税制改正によって、新しく特定口座というものができました。
そのうち、源泉徴収ナシのものはどのようなものかというと…
というところです。確定申告シーズンになったら送られてくる、「年間取引報告書」をそのまま税務署に提出すれば(株式売買に関する)確定申告が完了します。
メリット
売買の収支計算を自分でする必要がない
デメリット
他口座で売買した株式は、収支内に含まれない
この口座を一言で言うと…
というものです。売買時に税金を引かれているため、確定申告に行く必要がありません。
なお、証券会社にもよりますが、税金を徴収されすぎた場合(要は損失の出るような取引が多かった場合)には、月または年の末に還付されます。
メリット
(株による収益では)確定申告に行く必要がない
(株の収益が)課税対象になる所得にならないため、合計所得金額が低くなる
⇒扶養からはずれにくくなる
デメリット
先に税金を引かれている分、複利の効果を享受しにくい
前もって、住民税まで徴収される
年間で負け越した場合、結局確定申告に行くことになる
(行く必要はないが、行かないと損失を繰り越せない)
…それはそれぞれの人が、どのような株式取引をするかによって変わります。
⇒一般口座がイイ人
株式の税金に対する知識がある人にしかオススメできません。
⇒特定口座(源泉徴収ナシ)がイイ人
持ち株を多くの口座に分散している人。
どうせ(事業をしてたり、医療費控除を受けたりなどで)確定申告をする人
⇒特定口座(源泉徴収アリ)がイイ人
初心者の人。
扶養されている立場の人 |
こういった区分けになります。まぁ、ご自身の取引スタイルなどを考慮して選んでください。
こんなところでしょうか。
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