やさぐれ学生の株ラボ
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  株式投資ノススメ -基礎編-

 1.まず会社を知ろう

 さて、株式取引を始めるための基礎編を開始したいと思います。

 株式取引の際に最も重要なことは、

  • 銘柄選び
  • 売買のタイミング
 この2つに尽きます。
 これらのうちのどちらかがキッチリしていたら、まず負けることはありません。
 しかし、後者の売買のタイミングに関しては、はっきり言って

わからん

 ので、前者の銘柄選びをキッチリしておく必要があります。
 しかし、どんな基準で銘柄を選んだらいいのか、始めたばかりの人にとってはさっぱり分からないでしょう。


 そこで会社の情報を入手し、それを見て判断するのです。
 では、どんな情報を得たらいいのかということですが、まぁ簡単です。



 1.見たい会社のWebサイトを開く(Google検索などで)
 2.IR情報と書かれているページを開く
 3.財務諸表もしく決算報告などと書かれているpdfファイルを閲覧する



 というところです。この財務諸表決算報告というものは、いわば会社の成績表といったものであり、

「ウチの成績(売上とか利益)はこんなもんでした」

 と申告しているものです。

 財務諸表には、貸借対照表(バランスシート、以下BS)と損益計算書(プロフィット&ロス、以下PL)、キャッシュフロー計算書(以下CF)の3つがあります。
 ここでこの3つを詳細に説明するにはページが足らないので、まぁ簡単に


 貸借対照表(BS)…「ウチの財産と借金はこれだけっす」というもの
 損益計算書(PL)…「ウチはこれだけ儲かりました」というもの
 キャッシュフロー計算書(CF)…「ウチからよそへ(逆も)これだけ現金が流れました」というもの


 といった感じで。詳細は「財務分析入門」にて。


 でも、見慣れていない人には何を書いてあるのか、数字の裏にある意味などはさっぱり分かりません。

 そこで、慣れた人が財務諸表を見て、判断した内容を簡潔に書いてあるシロモノが登場しました。それが、

会社四季報

です。どんなことが書いてあるのかというと、
  • 特色
  • 事業内容
  • 最近の見通し
  • 主要銀行や筆頭株主
  • 財務に関する一覧
 といったことです。特に3番目の最近の見通しは、たった4行程度の文章に必要な情報が詰まっているため、必ず見ておきましょう。いくらめんどくさがりでも、4行くらいなら大丈夫ですよね?



 では、そんな便利ツールはいったいどこにあるのかといえば、
  1. 本屋で買う
  2. 証券会社のサービス
 主にこの2つの方法があります。

 本屋でCDROM版を買った場合は、スクリーニングなどを行うのに便利ですが、ちょっと高いです。値段についてはここを参照してください

 証券会社のサービスでは、ほとんど無料で閲覧することが可能です。ただ、全ての証券会社がサービスを行っているわけではないので、四季報を見られる証券会社の口座を開設する必要があります。

四季報を無料で閲覧できる証券会社

証券会社 株式売買手数料 商品
(日本株以外)
口座
管理料
振込み
成行 指値
オリックス証券 約定
代金の
0.105%

最低
945
約定
代金の
0.13125%

最低
1470
信用取引
無期限
信用取引
通貨証拠金取引
REIT
日経先物
オプション
無料 即時無料入金
サービス

みずほ
UFJ
東京三菱
ジャパンネット銀行
三井住友
郵便貯金

証券会社 株式売買手数料 商品
(日本株以外)
口座
管理料
振込み
定率コース 定額コース
マネックス・
ビーンズ証券
約定
代金の
0.1575%

最低
1575
預かり資産
500万以上
300万約定ごと
2625

預かり資産
500万以上
300万約定ごと
3150
カバードワラント
通貨証拠金取引
信用取引
商品先物
無料 即時無料入金
サービス

UFJ
東京三菱
ジャパンネット銀行
郵便貯金


 はっきりいって、「下調べなんざめんどくさい!」という方が多いと思いますが、この下調べこそが相場に負けない秘訣です。
 努力なしではカモにされますよ?

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