やさぐれ学生の株ラボ
〜投資と複利で資産を増やす〜
現在のオトク情報
  株式投資ノススメ -応用編-

 1. 投資とは何ぞや?

 ついに株式投資ノススメも佳境に突入しました。基礎の基礎、基礎ときたら後は応用でしょう。
 最低限必要な情報などは手に入れましたか?証券口座をいくつか持ちましたか?では、いきましょう


 みなさまは、投資という言葉に対してどういう定義があるかを知っていますか?その定義を見事なほど明らかにする文章がありました。私が以前読んでいた本の中の一文です。

投資とは、詳細な分析に基づいて行うものであり、
元本を保全して適切なリターンを上げることと定義する。
この条件を満たさないものを
投機と呼ぶ。
賢明なる投資家 より ベンジャミン・グレアム




 見事なくらいに一刀両断です。最近株を始めた方のほとんど(私も含む)を投資家とは扱っていません。
 ならば、どのような買い方をすれば投資と見なすことができるのか、応用編でははその点について語っていきましょう。



 では、私が投資家であるために心がけていることを箇条書きにしてみます。


1.時価総額の低い企業(目安は30億)は買わない (倒産リスクが高い)

2.PER(株価収益率)の限度は30倍まで (人気が過熱している)

3.自己資本比率は最低50% (借金が少ないに越したことはない)

4.過去に自社株買いを行ったことがある、もしくはその予定がある企業を選ぶ
  (ちゃんと株主のことを考えているかどうか)

5.参入障壁が高い業種を選ぶ
  (簡単に参入できる業種は競争が激化する)


 簡単に言うと、この5点だけが私の銘柄選びのポイントです。もちろん、これにタイミングという重要なファクターも絡んできますが。しかし、この全てを満たすような企業で、なおかつ「今が買い!」となりうるものを探すのは容易ではありません。なので、ユゲが買う株で、この5点を全て満たしていることは結構稀ではないでしょうか。

 まぁ適度なところの妥協点として、2.自己資本比率(企業規模が大きいほど自己資本比率は低くなる)か、4.自社株買い(成長産業の場合くらいですが)をちょっと甘くしている傾向があります。この妥協をしなければ本当に堅実なんでしょうが、現時点ではまだ試行錯誤の段階のためいろいろやってみてます。


 いかがでしたか?特別難しくはないと思います。 では、次回からはこれらについて具体的に説明してみましょう。

基礎編
←6.資金の使い方へ
トップへ ↑ 2.銘柄選び その1へ→


現在ランキング参加中
イイ!!と思ったらクリックお願いします。