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 6.金の増やし方 その2〜イケイケ編〜

 さて、金の増やし方についても第二回となりました。

「銀行預金なんかには期待してないねん!もっとちゃっちゃといけるのないか?」

 というせっかちな方もいると思います。関西人ですね。
 それでは今回は、もっと効率がよくなるかもしれない金の増やし方をご紹介します。


 金融商品を扱う場合には常識なのですが、リターンの大きさはリスクの大きさに比例します。すなわち、金融商品で「大きなリターンを得たければ大きいリスクを負う」必要があります。

 まれに逆の場合、「リスクの大きさにもかかわらず、大したリターンが得られない」というひどいものもありますが、そんなのには引っかからないでください。

 簡単な見分け方としては、「セールスマンが執拗に勧める商品はヤバイ」といったところでしょうか。
 なんせそんなイイ話なら、人には勧めませんからね。自分でやります。

 他人が甘い汁吸わしてくれる話など、億に一つもあらへんでぇ!


 閑話休題。

 この章では、大きいリスクと引き換えに大きいリターンを得られる金融商品を紹介します。
 それでは、今回はその一覧を表にしてみましょう。


金融商品一覧
金融商品名 リスク 必要金額
株式取引 10万円〜
為替証拠金取引 10万円〜
商品先物取引 10万円〜
不動産投資 1000万円〜
投資信託 小〜中 1円〜
REIT 30万円〜
債権 1万円〜
リスクは、管理人ユゲの個人的所感



  • 株式取引
 すでに株式投資ノススメでご紹介しています。ここ2年以内で始めた人も多いのではないでしょうか?
 日経平均やTOPIXなどは、様々なニュースによって取り上げられているので、ほとんどの人が知っているでしょう。個人的には最もとっつきやすい金融商品であると思います。


  • 為替証拠金取引
 外貨ノススメでご紹介しています。最近多くの証券会社が取り扱うようになりました。
 簡単な説明としては、一定の保証金を納め、その金額の数倍(最大10倍)の外貨を取り扱う商品です。外貨預金を信用取引で行っているようなものと考えてください。
 もちろん10倍もの金額を取り扱うと、かなり大きなリスクを抱えることになります。しかし、金利の高い外貨を所持金の数倍所持できるメリットは大きいです。


  • 商品先物取引
 悪名高いですね(笑)。
 一応説明すると、数ヶ月〜数年後のある物品(金などのレアメタル、食品、石油など)を売買する金融商品です。何かしらのファクター(政治、天候など)で商品の値が動くことにより、利益や損が発生します。これも納めた金額の数倍(最大10倍)の物品を取り扱うことができます。
 この商品が悪名高い理由は、ろくでもない業者が勝手に10倍もの物品を取り扱い、勝手に売買を行って手数料をボッタクリしていたからです。「ナニワ金融道」などで分かりやすく書かれています。


  • 不動産投資
 金融商品ではありませんが、投資家の最終目標であることが多いのでご紹介します。
 もはや説明する必要はないと思いますが、要は土地の転売や賃貸料で利益を出す投資法です(適当)。はっきりいってとんでもないリターン(億単位とか)を得ることが可能です。
 土地には抵当権や差押が入っていたり、占有者や借地権所有者がいたりなど、見なければならないポイントが多く、扱う金額も半端ではないので、素人厳禁です。


  • 投資信託
 他人に投資を任せてしまうやり方です。証券会社などが個人から金を集めて、それを用いて投資を行い、利益をピンハネした上で個人に分配します。
 投資に関して本人が勉強する必要がなく、素人にオススメに見えるのですが、あまりリターンが高くない場合が多く、元本保証もないため、貯金したほうがマシなこともよくあります(笑)。
 ちなみに冒頭で述べたセールスマンが執拗に勧める商品は、これか商品先物であることが多いです(経験談)。


  • REIT
 不動産取引に特化した投資信託です。
 個人の所有する金額では、都心のビルなどは絶対に手が出せませんが、この商品ではそのような手が出ない不動産を扱えます。
 個人的に不動産取引を行う場合のように、法的な下調べを行う必要はありませんが、立地条件や建物の品質などをしっかりと確認する必要はあります。


  • 債権
 これも要は、「金貸し」となる方法なのですが、基本的には金利が高いことが多いです。
 国に対して金を貸す「国債」と、会社に対する「社債」などがあります。
 一般的に、利率は「ヤバイとこほど高い」傾向があります。でも日本国債の利率って低いなぁ…



 いかがでしたか?
 それぞれの金融商品に関してはまた別項を設けて詳細に説明したいと思います。まぁこれは簡単な紹介程度と考えてください。


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